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2004/04/15

シュラッター図

工業簿記で使うシュラッター図(シュラッター=シュラッターの図)についてググってみると、10件しかヒットしないのはなぜだなぜなんだそんなローカルな名称なのか、ということで無意味にメモ。

シュラッター図というのは、個別原価計算の製造間接費の差異分析に使われる図。
というか、「製・間の差異分析」ときたらまず書いてみるべき重要なもの。
具体的には、「実際発生額」を「正常配賦額」と「予算差異」と「操業度差異」にぶった切ってくれる。
しかも、標準が出てきても、これにちょろっと書き加えるだけで「能率差異」もすぐに出てしまうスグレモノ。
見た目は 
 
 
 (↓クリックで拡大)

 
 
こんな感じ。
この図が、上に矢印が引っ張ってあるように、「製造間接費a/c」とまるごと対応している。
 
 
書き方はおおざっぱにいうと
 

 
こう。
ここで、めちゃくちゃ重要なのは、
 
 
  ★ 「外形は予算しか使わない!!」
 
 
難しい問題になってくると、実際と予定がぐちゃぐちゃに入り乱れてなにから手をつけていいやらわからなくなることがある。
そういったときにこの原則は死ぬほど重要。
 
 
あと、たとえ実際操業度の方が基準操業度より大きくても
 
  ★ 「この図の通りに書く」
 
つまり、実際操業度が1000時間、基準が500時間だったとしても、実際を表すタテ線は基準の左側に引くということ。
 
 
 
具体的な使い方は、差異分析がグラフィカルに分かるというのがポイント。
以下、操業度差異の求め方についての考察。
 
 
 (↓クリックで拡大)
040414-03.gif
  
 
図を見ていると、まず操業度差異の出し方は2通りあるというのが分かる。
 
 操業度差異=正常配賦額-予算許容額
 操業度差異=固定費率×(実際操業度-基準操業度)
 
一般的には下の方が使われるだろうか。図中の青い三角形の角度計算する方法。
固定費率×(”基準”操業度-”実際”操業度) じゃないのか?と迷うかもしれないが、この図は 常に「内-外」 で使う。そういうルールで統一的に使えるように、実際の数字がどうあれ
  ★ この図の通りに書く
んである。
 
 
 
<設例>
 
1.年間予算額
  変動費率 120円/H
  固定費  4,800,000円 ※月間予算は1/12である
2.年間正常直接作業時間(基準操業度) 60,000H
3.当月の実際作業時間 4,950H
4.当月の製造間接費実際発生額
  変動費 630,000円
  固定費 410,000円
  合計  1,040,000円
 
以上のデータから製造間接費の配賦差異を計算し、予算差異と操業度差異に分析せよ。
 ↓
シュラッター図を書く(↓クリックで拡大)
 

 
 
<解答>
 
固定費率は 4,800,000÷12÷5,000=80円
 
操業度差異は下の青い三角形を利用して
 
 80円×(4,950時間-5,000時間)=▲4,000円
 
 
予算差異は、まず上の赤い三角形を利用して予算許容額を出す
 
 120円×4,950時間+固定費予算400,000円=994,000円
 
予算許容額から実際発生額を引く(ここも 「内-外」
 
 994,000-1,040,000=▲46,000円

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コメント

“シュラッターの図”っていう名前だったんですね、これ。
/(。_。) メモメモ・・・

意味も無く原価計算が好きでした(笑)
で、当時勤めていた食品製造会社工場の
原価計算を自分なりに実際にやってみようと思ったら、
さっぱりネタがあつまんなくてがっくしでした。(ToT)

あぁ、それと受験生じゃないですからね、私は(笑)
とてもじゃないけど脳みそのシワが足りません。
(その分、顔に出てるって!?)

基本的な部分くらいは知っておかないと
いけないかな?と。(無謀か!笑)


投稿: ねこにゃ | 2004/04/18 20:01

自分も無意味に原価計算好きです(笑)
会社では全くといっていいほど使わないんですけど。
税理士試験もいいですけど、工・原がないのでちょっと退屈です。
意思決定のところとか、単純にお話としても面白いですよね。

投稿: coco | 2004/04/19 22:43

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標準原価計算と、格闘中です。 むしろ、敗退寸前。 シュラッターだかバケラッターだかというヤツと戦っております おかげさまで、 簿記サイトで、学習した甲斐もあり、 シュラッターの野郎のグラフは、描けるようになったのだ。 ふは。 しかし、グラフを書いてもだね、 使いこなせないわけだよ、キミ。 悔しいから、もう一回やる。 大奥第2話分勉強したので、 次は第3話と、ともに戦う。 んで、やっぱり解けないぃぃぃと思っていたら、 理由が... [続きを読む]

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